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REITで始める不動産投資|仕組み・メリット・選び方
REIT 投資信託

REITで始める不動産投資|仕組み・メリット・選び方

2026-01-04
2026-01-04 更新

REITとは何か?少額から不動産投資ができるREITの仕組み、メリット・デメリット、J-REITの選び方とおすすめファンドを解説します。

「不動産投資に興味があるけど、資金が足りない」「REITって何?」

REITを使えば、少額から不動産投資ができます。

この記事では、REITの仕組み、メリット・デメリット、選び方を解説します。

REITとは

REIT(リート)は「Real Estate Investment Trust」の略で、不動産投資信託と呼ばれます。

仕組み

  1. 投資家からお金を集める
  2. そのお金で不動産(オフィス、商業施設、住宅など)を購入
  3. 賃料収入を投資家に分配

イメージ:大家さんの権利を小口化したもの

読者
読者

株式とは違うんですか?

黒澤(投資アナリスト)
黒澤(投資アナリスト)

REITは証券取引所に上場しているので、株式と同じように売買できます。ただし、投資対象は「企業」ではなく「不動産」です。

J-REITとは

J-REIT(ジェイリート)は、日本の不動産に投資するREITです。東京証券取引所に上場しており、約60銘柄あります。

REITのメリット

メリット1:少額から不動産投資ができる

実物の不動産を買うには数千万円〜数億円が必要ですが、REITなら数万円から投資できます。

投資信託を通じて買えば、100円から不動産に投資可能です。

メリット2:分散投資ができる

1つのREITでも複数の不動産を保有しています。REITファンドなら、さらに多くの物件に分散できます。

メリット3:高い分配金利回り

REITは利益の90%以上を分配すると法人税が免除されるため、分配金利回りが高い傾向があります。

J-REITの平均利回り:約4〜5%(2025年時点)

メリット4:流動性が高い

実物不動産は売却に時間がかかりますが、REITは株式と同じようにすぐ売買できます。

メリット5:プロが運用

不動産の選定、管理、テナント対応はプロが行います。自分で管理する必要がありません。

REITのデメリット

デメリット1:価格変動リスク

株式と同様に、価格が上下します。元本保証ではありません。

デメリット2:金利上昇に弱い

REITは借入金で不動産を購入しているため、金利が上がると収益が圧迫されます。

デメリット3:不動産市況の影響

空室率の上昇、賃料の下落など、不動産市況の影響を受けます。

デメリット4:分配金が減る可能性

業績次第で分配金が減額されることがあります。

注意

REITは「安定した資産」と思われがちですが、コロナショック時には大きく下落しました。リスク資産であることを理解しておきましょう。

REITの種類

投資対象による分類

種類 投資対象 特徴
オフィス型 オフィスビル 景気に左右されやすい
住宅型 マンション・アパート 安定した賃料収入
商業施設型 ショッピングモールなど テナント次第
物流施設型 倉庫・物流センター EC拡大で人気
ホテル型 ホテル・旅館 観光需要に左右
ヘルスケア型 病院・介護施設 高齢化で需要増
複合型 複数種類を組み合わせ 分散効果あり

地域による分類

  • J-REIT:日本の不動産
  • 米国REIT:アメリカの不動産
  • グローバルREIT:世界中の不動産

REITの選び方

個別REITを買う場合

チェックポイント:

  • 分配金利回り(高すぎるのは要注意)
  • NAV倍率(割安かどうか)
  • 物件の稼働率
  • スポンサー企業の信頼性

REITファンドを買う場合(おすすめ)

個別REITの分析が難しい初心者には、REITに投資するファンドがおすすめです。

おすすめファンド:

J-REIT

  • eMAXIS Slim 国内リートインデックス(信託報酬:0.187%)

先進国REIT

  • eMAXIS Slim 先進国リートインデックス(信託報酬:0.22%)

グローバルREIT

  • Smart-i 先進国リートインデックス(信託報酬:0.22%)
読者
読者

J-REITと海外REIT、どちらがいいですか?

黒澤
黒澤

分散重視なら海外REITを含むファンドがおすすめです。日本の不動産だけでなく、世界中の不動産に投資できます。J-REITは円建てなので為替リスクがないメリットがあります。

ポートフォリオへの組み入れ方

REITの位置づけ

REITは株式と債券の中間のような資産です。

  • 株式より値動きが小さい(ことが多い)
  • 債券より利回りが高い
  • 分配金収入が期待できる

配分の目安

ポートフォリオの5〜15%程度をREITに配分するのが一般的です。

例:

  • 株式 80% + REIT 10% + 債券 10%
  • 株式 70% + REIT 15% + 債券 15%

注意点

REITに偏りすぎないようにしましょう。株式・債券の補完として少量保有するのがおすすめです。

NISAでREITを買う

REITはNISAの成長投資枠で購入できます。

メリット:

  • 分配金が非課税
  • 売却益も非課税

注意点:

  • NISAの枠は限られているので、株式を優先した方が効率的な場合も

まとめ

REITについて解説しました。

ポイント:

  • REITは少額から不動産投資ができる
  • 高い分配金利回りが魅力
  • 価格変動リスク、金利リスクがある
  • 初心者はREITファンドがおすすめ
  • ポートフォリオの5〜15%が目安

株式・債券に加えて、REITを組み入れることで分散効果を高められます。

よくある質問

Q
Q1. REITは株式より安全ですか?
A

一概には言えません。コロナショック時は株式より大きく下落しました。「不動産=安全」ではなく、リスク資産として認識してください。

Q
Q2. 分配金はどのくらいもらえますか?
A

J-REITの平均利回りは約4〜5%です。100万円投資すれば年間4〜5万円程度の分配金が期待できます(税引前)。

Q
Q3. REITと実物不動産、どちらがいいですか?
A

少額で始めたい、管理の手間を省きたいならREIT。レバレッジをかけたい、自分で物件を選びたいなら実物不動産です。

Q
Q4. REITファンドと個別REITの違いは?
A

個別REITは1つのREITを直接購入、REITファンドは複数のREITをまとめて購入します。分散効果はファンドの方が高く、初心者にはファンドがおすすめです。