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こどもNISA創設|年60万円・生涯600万円の非課税枠、旧ジュニアNISAとの違いを解説
NISA・iDeCo 初心者向け

こどもNISA創設|年60万円・生涯600万円の非課税枠、旧ジュニアNISAとの違いを解説

2026-01-14
2026-01-14 更新

2026年度税制改正で「こどもNISA」が創設決定。年間60万円、生涯600万円の非課税枠を活用した子どもの資産形成術を解説します。

「子どもの将来のために、今から投資を始めたい」

——そんな声に応える制度が、ついに誕生します。

2026年度税制改正大綱で「こどもNISA」の創設が決定しました。2024年に廃止されたジュニアNISAの後継として、年間60万円・生涯600万円の非課税枠が設けられます。

こどもNISAの概要

基本スペック

項目 内容
対象年齢 0〜17歳
年間投資枠 60万円
生涯投資枠 600万円
非課税期間 無期限
投資方式 つみたて投資
引き出し制限 12歳以降は引き出し可能
読者
読者

旧ジュニアNISAと何が違うんですか?

青山(独立系FP)
青山(独立系FP)

大きく3つ改善されました。まず生涯投資枠が600万円に拡大(旧は400万円)。次に非課税期間が無期限に。そして最大の改善は、12歳以降なら引き出せるようになったことです。

旧ジュニアNISAとの比較

項目 旧ジュニアNISA こどもNISA
年間投資枠 80万円 60万円
生涯投資枠 400万円(80万×5年) 600万円
非課税期間 5年(ロールオーバー可) 無期限
引き出し 18歳まで不可 12歳以降可能
口座数 124万口座(低調) -
旧ジュニアNISAが不人気だった理由

18歳まで引き出せない厳しい制限があったため、口座開設は124万口座にとどまりました。こどもNISAは12歳以降の引き出しを認め、使い勝手を大幅に改善しています。

活用のポイント

教育資金の準備に最適

読者
読者

どういう使い方がおすすめですか?

青山
青山

教育資金の準備が最有力ですね。0歳から毎月5万円ずつ積み立てれば、年間60万円の枠をフル活用できます。大学進学時(18歳)には運用益込みで1,000万円以上になる可能性もあります。

シミュレーション(年利5%で試算):

  • 毎月5万円 × 18年 = 元本1,080万円
  • 運用益込み:約1,750万円
  • 非課税メリット:約130万円

贈与税の心配は不要

読者
読者

祖父母からの入金は贈与税がかかりますか?

青山
青山

こどもNISAの年間枠60万円は、贈与税の基礎控除(年110万円)の範囲内です。親や祖父母からの入金でも贈与税は発生しません

メリット
  • 非課税期間が無期限
  • 12歳以降なら引き出せる柔軟性
  • 贈与税の基礎控除内で運用可能
  • 複利効果を最大限活用できる
デメリット
  • 年間枠は60万円と旧より少ない
  • 対象は「つみたて投資」のみ
  • 開始は2027年の見込み

投資先の選び方

つみたて対象ファンド

こどもNISAは「つみたて投資」方式のため、対象は金融庁の基準を満たした投資信託に限られます。

読者
読者

子どもの資金は何に投資すべきですか?

青山
青山

長期運用が前提なので、株式中心のインデックスファンドがおすすめです。eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)や、eMAXIS Slim S&P500が人気の選択肢ですね。

おすすめファンドの特徴:

  • 信託報酬が低い(0.1%未満)
  • 分散が効いている
  • 長期実績がある
リスク許容度を考慮

子どもの年齢が上がり、使う時期が近づいてきたら、債券ファンドへの切り替えも検討しましょう。教育資金は使う時期が決まっているため、直前での大幅下落は避けたいところです。

開始時期と手続き

国会承認を経て2027年開始の見込み

時期 内容
2025年12月 税制改正大綱に盛り込み
2026年1-3月 国会で法案審議・可決
2027年1月〜 こどもNISA開始(見込み)
読者
読者

今から準備できることはありますか?

青山
青山

まず親の新NISA口座を開設しておくことをおすすめします。証券会社との取引に慣れておくと、こどもNISA開始時にスムーズに対応できます。また、どのファンドに投資するか、今のうちにリサーチしておくといいですね。

まとめ

こどもNISAのポイントをまとめます。

基本スペック:

  • 対象:0〜17歳
  • 年間投資枠:60万円
  • 生涯投資枠:600万円
  • 非課税期間:無期限

改善点:

  • 12歳以降は引き出し可能(旧は18歳まで不可)
  • 生涯枠600万円(旧は400万円)
  • つみたて投資で長期運用に最適

活用法:

  • 教育資金の準備
  • 祖父母からの贈与(基礎控除内)
  • 株式インデックスファンドで長期運用

「子どもの将来のための投資」がより身近になります。2027年の開始に向けて、今から準備を始めておきましょう。


※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。
投資に関する最終決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。

よくある質問

Q
こどもNISAの年間投資枠はいくらですか?
A

年間60万円、生涯投資枠は600万円です。非課税期間は無期限で、12歳以降は引き出しも可能です。

Q
祖父母からの入金に贈与税はかかりますか?
A

かかりません。年間60万円は贈与税の基礎控除(110万円)の範囲内です。

Q
こどもNISAはいつから始まりますか?
A

2026年1-3月の国会で法案が可決された後、2027年1月から開始される見込みです。

Q
どんな投資先がおすすめですか?
A

長期運用前提なら株式インデックスファンドがおすすめです。eMAXIS Slim 全世界株式やS&P500などが人気です。