IN
INVESTORS NEWS 投資や資産運用に関わる最新ニュースを毎日お届けするメディア
投資を始める前に読む完全ガイド|5つの心構えと準備
投資信託 初心者向け

投資を始める前に読む完全ガイド|5つの心構えと準備

2026-01-04
2026-01-04 更新

投資を始める前に知っておくべきことは?生活防衛資金、リスク許容度、目標設定など、失敗しないための5つの心構えを解説します。

「投資を始めたいけど、何から準備すればいい?」「いきなり始めて大丈夫?」

投資を始める前には、知っておくべきこと準備すべきことがあります。これを怠ると、後で困ることになるかもしれません。

この記事では、投資を始める前の5つの心構えと準備を解説します。

心構え1:投資は余裕資金で行う

最も重要な原則は、「使う予定のないお金」で投資することです。

なぜ余裕資金が重要か

  • 生活費を投資に回すと、値下がり時に精神的に追い詰められる
  • 急な出費で投資を売却する羽目になる
  • 長期投資を続けられなくなる
読者
読者

余裕資金ってどのくらいですか?

青山(独立系FP)
青山(独立系FP)

まず生活防衛資金を確保してください。目安は生活費の3〜6ヶ月分です。それを超えた分が「余裕資金」として投資に回せるお金です。

生活防衛資金の目安

状況 生活防衛資金の目安
会社員(単身) 生活費3ヶ月分
会社員(家族あり) 生活費6ヶ月分
自営業・フリーランス 生活費6〜12ヶ月分
ポイント

生活防衛資金はすぐに引き出せる預金口座に置いておきましょう。投資に回してはいけません。

心構え2:リスク許容度を知る

リスク許容度とは、投資で損失が出た時にどこまで耐えられるかの度合いです。

リスク許容度に影響する要素

  • 年齢(若いほどリスクを取りやすい)
  • 収入の安定性(安定しているほどリスクを取りやすい)
  • 家族構成(扶養家族がいると慎重になりやすい)
  • 投資経験(経験があるほど冷静に判断できる)
  • 性格(値動きが気になるタイプかどうか)

自分のリスク許容度を確認する質問

以下の質問に答えてみてください。

Q. 投資した100万円が一時的に70万円に下がったら、どうしますか?

  • A:すぐに売却する → リスク許容度:低
  • B:不安だが様子を見る → リスク許容度:中
  • C:買い増しのチャンスと考える → リスク許容度:高
読者
読者

自分のリスク許容度がよく分かりません…

青山
青山

迷ったら「低め」に見積もるのが安全です。実際に相場が下落した時、想像以上にストレスを感じるものです。最初は控えめなリスクで始め、慣れてきたら調整しましょう。

心構え3:投資の目的と期間を決める

「なぜ投資するのか」「いつまでに、いくら必要か」を明確にしましょう。

投資目的の例

  • 老後資金(20〜30年後に2,000万円)
  • 教育資金(15年後に500万円)
  • 住宅購入の頭金(5年後に300万円)
  • セミリタイア(15年後に3,000万円)

期間によって戦略が変わる

投資期間 適した投資
〜3年 預金・債券中心
3〜10年 バランス型・株式(控えめ)
10年以上 株式中心でOK
重要

3年以内に使うお金は投資に回さないでください。株式は短期間で大きく値下がりする可能性があり、必要な時に元本割れしているリスクがあります。

心構え4:投資は長期で考える

長期投資は、投資で成功するための最も重要な要素の一つです。

なぜ長期投資が有利なのか

  1. 複利効果:時間が経つほど利益が利益を生む
  2. リスク分散:長期では価格変動が平均化される
  3. 心理的安定:短期の値動きに一喜一憂しなくなる

長期投資の威力

毎月3万円を20年間、年利5%で積み立てた場合:

  • 投資元本:720万円
  • 運用益:約510万円
  • 合計:約1,230万円

複利の効果で、元本の約1.7倍に成長します。

読者
読者

時間を味方につけるんですね!

青山
青山

その通りです。早く始めて長く続けることが、投資で最も重要なポイントです。タイミングを計ろうとするより、今すぐ始めて続ける方が効果的です。

心構え5:投資は自己責任

投資には必ずリスクがあります。元本保証はありません

自己責任で投資するということ

  • 他人の意見を鵜呑みにしない
  • 自分で調べ、理解した上で投資する
  • 損失が出ても誰のせいにもできない
  • 最終判断は必ず自分で行う

注意すべきこと

  • 「必ず儲かる」という話は詐欺を疑う
  • SNSやYouTubeの情報を鵜呑みにしない
  • 理解できない商品には投資しない
  • 借金して投資しない
警告

「絶対に儲かる」「元本保証で高利回り」という話は、ほぼ100%詐欺です。投資に「絶対」はありません。

投資を始める前の準備

準備1:家計の把握

まず、自分の収支を把握しましょう。

  • 毎月の収入
  • 毎月の支出
  • 貯蓄額
  • 借金の有無

準備2:生活防衛資金の確保

生活費3〜6ヶ月分を預金で確保してから投資を始めましょう。

準備3:借金の返済

消費者金融やリボ払いなど、高金利の借金がある場合は返済を優先してください。投資のリターンより借金の利息の方が高いことがほとんどです。

準備4:証券口座の開設

投資を始めるには証券口座が必要です。ネット証券(SBI証券、楽天証券など)がおすすめです。

準備5:投資の勉強

最低限の知識を身につけてから投資を始めましょう。この記事を読んでいるあなたは、すでに第一歩を踏み出しています。

まとめ

投資を始める前の5つの心構えを解説しました。

5つの心構え:

  1. 投資は余裕資金で行う
  2. リスク許容度を知る
  3. 投資の目的と期間を決める
  4. 投資は長期で考える
  5. 投資は自己責任

準備すること:

  • 家計の把握
  • 生活防衛資金の確保
  • 高金利の借金を返済
  • 証券口座の開設
  • 投資の勉強

焦る必要はありません。しっかり準備してから、投資を始めましょう。

よくある質問

Q
Q1. 生活防衛資金はいくら必要ですか?
A

生活費の3〜6ヶ月分が目安です。会社員なら3ヶ月分、自営業やフリーランスなら6〜12ヶ月分を確保してから投資を始めましょう。

Q
Q2. 投資は少額から始められますか?
A

はい、100円や1,000円から始められます。最初は少額で始めて、慣れてきたら金額を増やすのがおすすめです。

Q
Q3. 借金があっても投資を始めていいですか?
A

高金利の借金(消費者金融、リボ払いなど)がある場合は、返済を優先してください。住宅ローンなど低金利の借金は、返済と投資を並行してもOKです。

Q
Q4. 投資の勉強は何から始めればいいですか?
A

まずは「インデックス投資」「長期投資」「分散投資」の基本を学びましょう。本やネット記事で十分学べます。