「投資を始めたいけど、毎月いくら投資すればいい?」「みんなどのくらい投資してるの?」
投資金額の決め方は、多くの人が悩むポイントです。多すぎても少なすぎても良くありません。
この記事では、適切な投資金額の決め方と年収別の目安を解説します。
投資金額を決める前に
大前提:余裕資金で投資する
投資に回すべきお金は「余裕資金」です。以下の順番で確保してから投資しましょう。
- 生活費:毎月の支出
- 生活防衛資金:生活費3〜6ヶ月分
- 近い将来使うお金:3年以内に使う予定のお金
- 余裕資金:投資に回せるお金
生活防衛資金がまだ貯まっていないんですが…
その場合は、まず生活防衛資金を貯めることを優先してください。投資は生活防衛資金が貯まってからでOKです。焦る必要はありません。
投資金額の目安
一般的な目安
手取り収入の10〜20%が投資の目安と言われています。
| 手取り月収 | 投資金額の目安(10〜20%) |
|---|---|
| 20万円 | 2〜4万円 |
| 25万円 | 2.5〜5万円 |
| 30万円 | 3〜6万円 |
| 40万円 | 4〜8万円 |
| 50万円 | 5〜10万円 |
年収別の投資金額シミュレーション
より具体的に、年収別の投資可能額を見てみましょう。
| 年収(額面) | 手取り目安 | 月の投資目安 | 年間投資額 |
|---|---|---|---|
| 300万円 | 約240万円 | 2〜4万円 | 24〜48万円 |
| 400万円 | 約310万円 | 2.5〜5万円 | 30〜60万円 |
| 500万円 | 約390万円 | 3〜6.5万円 | 36〜78万円 |
| 600万円 | 約460万円 | 4〜8万円 | 48〜96万円 |
| 800万円 | 約590万円 | 5〜10万円 | 60〜120万円 |
これはあくまで目安です。家族構成、住居費、ライフスタイルによって適切な金額は異なります。自分の家計に合わせて調整してください。
投資金額の決め方
ステップ1:収支を把握する
まず、毎月の収入と支出を把握しましょう。
収入:
- 給与(手取り)
- 副業収入など
支出:
- 固定費(家賃、保険、通信費など)
- 変動費(食費、交際費、趣味など)
- 貯蓄(生活防衛資金用)
ステップ2:毎月の余裕資金を計算
余裕資金 = 収入 - 支出 - 貯蓄
例:手取り30万円、支出22万円、貯蓄3万円の場合
- 余裕資金 = 30万円 - 22万円 - 3万円 = 5万円
ステップ3:投資金額を決める
余裕資金の範囲内で、無理のない金額を設定します。
余裕資金が5万円なら、5万円全部投資していいんですか?
最初は余裕資金の半分程度から始めるのがおすすめです。急な出費に備えて、少し余裕を持たせておきましょう。慣れてきたら徐々に増やせばOKです。
少額から始めるメリット
最初は少額でOK
投資を始めたばかりの人は、月3,000円〜1万円からでも十分です。
少額から始めるメリット:
- 投資の仕組みを実体験で学べる
- 値下がりしても精神的ダメージが小さい
- 続けやすい
- 慣れてきたら金額を増やせる
少額でも長く続ければ大きな資産に
毎月1万円を20年間、年利5%で積み立てた場合:
- 投資元本:240万円
- 運用益:約170万円
- 合計:約410万円
毎月3万円なら、同条件で約1,230万円になります。
大切なのは金額より「続けること」です。無理のない金額で始めて、長く続けることを優先しましょう。
投資金額を増やすタイミング
以下のタイミングで、投資金額の見直しを検討しましょう。
収入が増えた時
昇給やボーナスアップがあれば、その一部を投資に回しましょう。収入が増えた分の50%を投資に回すのがおすすめです。
生活防衛資金が貯まった時
生活防衛資金が目標額に達したら、それまで貯蓄に回していた分を投資に回せます。
支出を見直した時
固定費(保険、通信費など)を見直して支出が減ったら、その分を投資に回しましょう。
ライフイベントの変化
結婚、出産、住宅購入などで支出パターンが変わったら、投資金額も見直しましょう。
無理なく続けるコツ
コツ1:自動積立を設定する
給料日の翌日に自動で引き落とされるように設定すると、「なかったもの」として自然に投資が続けられます。
コツ2:最初は控えめに設定
投資金額は後から増やせます。最初から無理な金額を設定して挫折するより、控えめな金額で確実に続ける方が良いです。
コツ3:生活を圧迫しない
投資のために食費を極端に削ったり、楽しみを我慢したりする必要はありません。無理のない範囲で続けましょう。
コツ4:値下がりしても続ける
相場が下がると不安になりますが、積立投資は続けることが大切です。むしろ安く買えるチャンスと考えましょう。
まずは少額から始めてみます!
素晴らしい決断です!最初の一歩が一番大切です。毎月3,000円でも、始めることに意味があります。慣れてきたら少しずつ増やしていきましょう。
まとめ
投資金額の決め方を解説しました。
ポイント:
- 投資は余裕資金で行う
- 目安は手取り収入の10〜20%
- 最初は月3,000円〜1万円でOK
- 金額より「続けること」が大切
- 収入が増えたら投資金額も見直し
無理のない金額で、長く続けることを目指しましょう。
よくある質問
ネット証券なら100円から始められます。最初は月3,000円〜1万円程度から始めて、慣れてきたら増やすのがおすすめです。
一般的な目安は手取り収入の10〜20%です。ただし、生活防衛資金を確保してから投資を始めてください。
高金利の借金(消費者金融、リボ払いなど)がある場合は、返済を優先してください。住宅ローンなど低金利の借金なら、返済と投資を並行してもOKです。
いつでも変更できます。収入が増えたら増額、家計が厳しくなったら減額してOKです。無理のない範囲で続けることが大切です。