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金価格4,737ドル突破|2026年は「脱法定通貨」の年、5,000ドル超えは近いか
株式投資 経済・マーケット

金価格4,737ドル突破|2026年は「脱法定通貨」の年、5,000ドル超えは近いか

2026-01-22
2026-01-22 更新

金価格が4,737ドルを突破。J.P.モルガンは5,000ドル、一部では6,000ドル予想も。世界的な財政不安と「脱法定通貨」の動きが金を押し上げています。

「金はもう高すぎる」

——2024年にも、2025年にも、そう言われてきました。

そして2026年1月、金価格は4,737ドルを突破。年初だけで6%上昇しています。J.P.モルガンは5,000ドル、一部アナリストは6,000ドルを予想。

「まだ買えるのか?」——その疑問にお答えします。

2026年の金市場

4,737ドルの意味

読者
読者

4,737ドルって、どれくらいの上昇ですか?

青山(独立系FP)
青山(独立系FP)

1年前と比べて約1,993ドル、つまり約73%の上昇です。2026年1月だけでも6%上がっています。「高い」と言われ続けながら、さらに上がっている——それが現状です。

2026年1月の金市場:

  • 金価格:4,737ドル/オンス(1月20日時点)
  • 年初来上昇率:約6%
  • 前年同期比:+1,993ドル(+73%)
  • 一時的な高値:4,887ドル(その後調整)
銀・プラチナも上昇

金だけでなく、銀は2026年だけで23%上昇。プラチナは2025年に+150%、パラジウムは+95%と、貴金属全般が買われています。

アナリスト予想

読者
読者

まだ上がると思いますか?

青山
青山

J.P.モルガンは5,000ドル、Yardeni Researchは6,000ドルを予想しています。現在の水準から15〜30%の上昇余地があるという見方です。個人投資家の71%も「2026年中に5,000ドル超え」を予想しています。

予想元 目標価格 上昇余地
J.P.モルガン $5,000 +5.5%
Yardeni Research $6,000 +27%
個人投資家(71%) $5,000+ +5.5%+

なぜ金が買われるのか

「脱法定通貨」の動き

読者
読者

なぜこんなに金が買われているんですか?

青山
青山

一言で言えば「法定通貨への不信感」です。日本のJGB(国債)市場の不安定さ、米国の膨大な国債借り換え(2026年に約1/3が満期)、世界の政府債務340兆ドル——どの国の通貨も「安全」とは言えない状況で、金が選ばれています。

金が買われる背景:

  • 世界の政府債務:340兆ドル(過去最高)
  • 米国:2026年に国債の1/3が借り換え
  • 日本:JGB市場の不安定さ、円安
  • インフレ:主要国で目標を上回る水準
中央銀行も金を買っている

中央銀行は3年連続で年間1,000トン以上の金を購入しています。月平均70トンペース。「お金を刷る側」が金を買っている——これが現実です。

円安ヘッジとしての金

読者
読者

日本人にとってはどんな意味がありますか?

青山
青山

日銀は利上げに慎重で、財政出動を優先しています。円安が続く可能性が高い中、金はドル建て資産であり、円安ヘッジになります。円建てで見ると、金価格はドル建て以上に上昇しています。

投資方法

現物 vs ETF

読者
読者

金に投資するにはどうすればいいですか?

青山
青山

大きく分けて「現物」「ETF」「投資信託」の3つがあります。それぞれメリット・デメリットがあるので、目的に応じて選んでください。

方法 メリット デメリット
現物(金地金) 実物保有の安心感 保管コスト、売買手数料
ETF(GLD、1540など) 低コスト、流動性高い 実物保有ではない
投資信託 積立しやすい 信託報酬がかかる

日本で買える金ETF

代表的な金ETF:

  • 1540(純金上場信託):東証上場、円建て、現物交換可能
  • 1328(SPDRゴールド・シェアーズ):東証上場、ドル建て金価格連動
  • GLD(SPDR Gold Trust):米国上場、最大の金ETF
新NISAでの購入

1540、1328は新NISAの成長投資枠で購入可能です。ただし、外国株式型のGLDは特定口座での購入になります。

積立という選択

読者
読者

「高い」と思うと買いにくいんですが...

青山
青山

わかります。だからこそ「積立」という方法があります。毎月一定額を買い続ければ、高いときは少なく、安いときは多く買えます。「今が高いか安いか」を考えなくて済むのが積立のメリットです。

ポートフォリオでの位置づけ

推奨配分

読者
読者

ポートフォリオのどれくらいを金にすればいいですか?

青山
青山

一般的にはポートフォリオの5〜10%程度が推奨されています。株式・債券との相関が低いため、分散効果が期待できます。ただし、金は配当や利息を生まないため、「守りの資産」として位置づけてください。

メリット
  • インフレヘッジ
  • 円安ヘッジ
  • 株式との低相関(分散効果)
  • 中央銀行も買っている安心感
デメリット
  • 配当・利息がない
  • 価格変動が大きい場合も
  • 高値掴みのリスク
  • 現物は保管コストがかかる

まとめ

2026年の金投資をまとめます。

市場の現状:

  • 金価格:4,737ドル(年初来+6%)
  • J.P.モルガン予想:5,000ドル
  • 一部予想:6,000ドル

買われる理由:

  • 世界的な財政不安(債務340兆ドル)
  • 中央銀行の購入(月70トンペース)
  • 円安ヘッジとしての需要

投資方法:

  • ETF(1540、1328)が手軽
  • 新NISAの成長投資枠で購入可能
  • ポートフォリオの5〜10%が目安

「高い」と言われ続けながら上がる金——法定通貨への不信感が続く限り、この流れは変わらないかもしれません。


※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。
投資に関する最終決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。

よくある質問

Q
2026年1月の金価格は?
A

4,737ドル/オンス(1月20日時点)です。年初来で約6%上昇、前年同期比では約73%(+1,993ドル)上昇しています。

Q
アナリストの予想は?
A

J.P.モルガンは5,000ドル、Yardeni Researchは6,000ドルを予想しています。個人投資家の71%も2026年中に5,000ドル超えを予想しています。

Q
日本で金に投資する方法は?
A

東証上場のETF(1540純金上場信託、1328 SPDRゴールド・シェアーズ)が手軽です。新NISAの成長投資枠で購入可能です。

Q
ポートフォリオでの推奨配分は?
A

一般的には5〜10%程度が推奨されています。配当・利息を生まないため、「守りの資産」として位置づけてください。