「投資信託って何?」「どうやって買えばいい?」
投資信託は、少額から分散投資できる便利な商品です。投資デビューにぴったりですが、種類が多くて迷いますよね。
この記事では、投資信託の選び方・買い方・売り方をわかりやすく解説します。
投資信託とは
投資信託(ファンド)は、多くの投資家からお金を集めて、プロが株式や債券などに投資する商品です。
投資信託のメリット
- 少額から始められる:100円から購入可能
- 分散投資ができる:1つの商品で数百〜数千銘柄に投資
- プロが運用:専門家が銘柄選定・売買を行う
- 手間がかからない:自分で個別株を選ぶ必要なし
株式投資とどう違うんですか?
株式投資は個別の企業を選んで買うのに対し、投資信託は複数の銘柄をまとめてパッケージにした商品を買います。投資信託なら1つの商品で分散投資ができるので、初心者におすすめです。
投資信託の種類
インデックスファンド vs アクティブファンド
| 種類 | 特徴 | 手数料 |
|---|---|---|
| インデックスファンド | 指数(日経225、S&P500など)に連動 | 低い |
| アクティブファンド | 指数を上回る運用を目指す | 高い |
おすすめはインデックスファンドです。手数料が安く、長期的にはアクティブファンドより成績が良いケースが多いです。
主な投資対象
- 国内株式型:日本企業の株式に投資
- 先進国株式型:アメリカ・ヨーロッパなどの株式に投資
- 新興国株式型:中国・インドなどの株式に投資
- 全世界株式型:世界中の株式に投資
- 債券型:国債・社債などに投資
- バランス型:株式と債券を組み合わせ
初心者には「全世界株式型」のインデックスファンドがおすすめです。1本で世界中に分散投資でき、手数料も安い。迷ったらこれを選んでおけば間違いありません。
投資信託の選び方
チェックポイント1:信託報酬
信託報酬は、投資信託を保有している間ずっとかかる手数料です。できるだけ低いものを選びましょう。
| 目安 | 評価 |
|---|---|
| 0.1%未満 | 非常に低い(◎) |
| 0.1〜0.3% | 低い(○) |
| 0.5%以上 | 高め(△) |
| 1%以上 | 高い(×) |
チェックポイント2:純資産総額
ファンドの規模を示す指標です。100億円以上あれば安心です。
チェックポイント3:運用実績
過去の成績を確認しましょう。ただし、過去の実績が将来を保証するわけではありません。
チェックポイント4:つみたて投資枠対象か
新NISAのつみたて投資枠で買いたい場合は、対象商品か確認してください。
おすすめの投資信託
全世界株式
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 信託報酬:0.05775%
- 世界約50カ国、約3,000銘柄に投資
- 通称「オルカン」、大人気ファンド
米国株式
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 信託報酬:0.09372%
- 米国の大企業500社に投資
全世界株式と米国株式、どっちがいいですか?
迷ったら全世界株式がおすすめです。米国だけでなく世界中に分散投資できるので、リスク分散の観点では優れています。ただし、過去の成績は米国株式の方が良かったので、好みで選んでOKです。
投資信託の買い方
一括購入
まとまったお金を一度に投資する方法です。
- 手元にまとまった資金がある人向け
- タイミングによっては高値掴みのリスク
積立購入(おすすめ)
毎月決まった金額を自動で購入する方法です。
- ドルコスト平均法で価格変動リスクを分散
- 少額から始められる
- 設定すれば自動で購入(手間なし)
SBI証券や楽天証券など、お使いの証券会社のサイトにログインします。
「投資信託」のメニューから、購入したいファンドを検索します。例:「eMAXIS Slim 全世界株式」
「積立買付」または「つみたてNISAで買付」を選択します。
毎月の積立金額(例:3万円)と、積立日(例:毎月1日)を設定します。
銀行口座からの自動引落、またはクレジットカード決済を選択します。クレカ積立ならポイントが貯まります。
内容を確認して「設定する」をクリック。あとは自動で毎月購入されます。
投資信託の売り方
売却のタイミング
投資信託はいつでも売却可能です。ただし、長期保有が基本なので、頻繁な売買は避けましょう。
売却の手順
- 証券口座にログイン
- 保有している投資信託を選択
- 「売却」をクリック
- 売却する口数または金額を入力
- 内容を確認して売却注文
投資信託の売却は、注文日の翌営業日以降の基準価額で約定します。株式のようにリアルタイムで売れるわけではありません。
税金について
NISA以外の口座で利益が出た場合、約20%の税金がかかります。特定口座(源泉徴収あり)なら、自動で税金が引かれます。
投資信託の注意点
元本保証ではない
投資信託は預金と違い、元本が減る可能性があります。
短期売買には向かない
手数料や税金を考えると、短期売買では利益を出しにくいです。長期保有を前提に投資しましょう。
毎日価格をチェックしない
価格変動が気になって毎日チェックしたくなりますが、長期投資では見ないくらいがちょうどいいです。
まとめ
投資信託の始め方を解説しました。
ポイント:
- 投資信託は少額から分散投資できる
- インデックスファンドがおすすめ
- 信託報酬は0.1%未満を目安に
- 積立投資で価格変動リスクを分散
- 長期保有が基本
まずは毎月3,000円〜1万円の積立から始めてみましょう。慣れてきたら金額を増やしていけばOKです。
よくある質問
100円から購入できます。ネット証券なら少額から始められるので、まずは少額で試してみましょう。
余裕資金の範囲内で、無理のない金額から始めましょう。目安は手取り収入の10〜20%程度。月3,000円〜1万円からでも十分です。
長期保有が基本なので、「目標額に達した時」「ライフイベントでお金が必要な時」以外は基本的に売却しません。短期的な値下がりで売るのはNGです。
はい、元本保証ではないので損する可能性はあります。ただし、長期・分散・積立投資を続ければ、リスクを抑えながら資産を増やせる可能性が高まります。