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積立投資を続けるコツ|挫折しない仕組みづくり
積立投資 初心者向け

積立投資を続けるコツ|挫折しない仕組みづくり

2026-01-04
2026-01-04 更新

積立投資を長く続けるコツとは?挫折しやすいポイント、自動化の仕組み、モチベーション維持の方法を解説。10年続ければ結果は出ます。

「積立投資を始めたけど、続ける自信がない」「途中でやめてしまいそう…」

積立投資は続けることが最も重要です。でも、長期間続けるのは簡単ではありません。

この記事では、積立投資を挫折せずに続けるコツを解説します。

なぜ積立投資は続けるのが難しいのか

理由1:すぐに結果が出ない

積立投資は長期戦です。1〜2年では大きな成果は見えにくいです。

現実:

  • 1年目:ほとんど増えない
  • 3年目:少し増えてきた
  • 5年目:効果を実感
  • 10年目:大きな成果に
読者
読者

増えている実感がないと不安になります…

西山(資産運用アドバイザー)
西山(資産運用アドバイザー)

その気持ちは分かります。ただ、複利の効果は後半に加速します。最初の数年は「種まき期間」と思って続けましょう。

理由2:相場の下落で不安になる

株価が下がると「やめた方がいいのでは」と思いがちです。

でも、積立投資では下落は味方です。安く買えるチャンスだからです。

理由3:お金が必要になる

急な出費や収入減で、積立を続けられなくなることがあります。

対策:生活防衛資金を確保してから積立を始める

理由4:他の投資に目移りする

「もっと儲かる投資があるのでは?」と目移りしがちです。

でも、短期で儲けようとすると失敗する確率が高くなります。

積立投資を続ける7つのコツ

コツ1:自動積立を設定する

最も効果的なのは自動化です。

手順 自動積立の設定方法
1
証券口座にログイン

SBI証券や楽天証券など、お使いの証券会社のサイトにログインします。

2
積立設定を開く

投資信託の「積立設定」または「つみたてNISA設定」を開きます。

3
ファンドと金額を設定

購入するファンドと毎月の金額を設定します。

4
引落日と決済方法を設定

給料日の翌日など、お金がある日に設定。クレジットカード決済ならポイントも貯まります。

5
設定完了

あとは自動で毎月購入されます。意志の力は不要です。

自動化すれば「今月はやめておこう」という迷いがなくなります。

コツ2:無理のない金額から始める

最初から高額を積み立てると、続かなくなります。

おすすめの始め方:

  • 最初は月5,000円〜1万円から
  • 慣れてきたら少しずつ増額
  • 収入の10〜20%が目安
読者
読者

少額だと意味がないのでは?

西山
西山

金額より「続けること」が大切です。月5,000円でも20年続ければ約200万円になります(元本120万円、利益約80万円)。

コツ3:生活防衛資金を先に貯める

積立投資を始める前に、生活費3〜6ヶ月分を貯金しておきましょう。

これがあれば:

  • 急な出費でも積立を止めなくていい
  • 精神的な余裕が持てる
  • 暴落時もパニックにならない

コツ4:投資していることを忘れる

積立投資は「ほったらかし」が正解です。

やらないこと:

  • 毎日残高をチェック
  • 短期の値動きに一喜一憂
  • ニュースで相場予測

設定したら忘れる。これが最強の戦略です。

コツ5:長期目標を明確にする

なぜ投資するのか、目標を明確にしましょう。

目標の例:

  • 20年後に老後資金2,000万円
  • 15年後に子供の大学資金500万円
  • 10年後にセミリタイア資金3,000万円

目標があると、短期の下落でも「まだ10年ある」と冷静になれます。

コツ6:シンプルな投資にする

複雑な投資は続きません。

シンプルな投資例:

1本で世界中に分散投資できるファンドなら、管理の手間がありません。

コツ7:仲間を作る

投資仲間がいると続けやすくなります。

仲間を作る方法:

  • 家族と一緒に始める
  • 友人に投資の話をする
  • 投資系のコミュニティに参加

ただし、煽りや詐欺には注意してください。

積立を減額・休止したくなったら

減額のタイミング

以下の場合は、積立額を減らすのは問題ありません。

  • 収入が減った
  • 大きな出費が必要
  • 生活が苦しくなった

ポイント:やめるのではなく「減額」する

月1,000円でもいいので続けることが大切です。

休止する場合

どうしても続けられない場合は、休止も選択肢です。

注意点:

  • すでに積み立てた分は売らずに保有
  • 状況が改善したら再開する
  • 売却するのは最終手段
重要

積立を止めることと、売却することは別です。積立を休止しても、すでに持っている投資信託は保有し続けましょう。

続けた場合のシミュレーション

毎月3万円を年利5%で積み立てた場合:

期間 投資元本 運用益 合計
5年 180万円 約24万円 約204万円
10年 360万円 約107万円 約467万円
15年 540万円 約261万円 約801万円
20年 720万円 約513万円 約1,233万円

20年続ければ、元本の約1.7倍になります。続けることの威力が分かります。

まとめ

積立投資を続けるコツを解説しました。

続けるための7つのコツ:

  1. 自動積立を設定する
  2. 無理のない金額から始める
  3. 生活防衛資金を先に貯める
  4. 投資していることを忘れる
  5. 長期目標を明確にする
  6. シンプルな投資にする
  7. 仲間を作る

積立投資は「続けた人が勝つ」ゲームです。自動化の仕組みを作り、淡々と続けましょう。

よくある質問

Q
Q1. 積立投資は何年続ければいいですか?
A

最低でも10年、できれば15〜20年続けると複利効果が大きくなります。短期では効果が見えにくいですが、長期では大きな差が出ます。

Q
Q2. 積立額を途中で変更してもいいですか?
A

はい、いつでも変更できます。収入が増えたら増額、減ったら減額してOK。ゼロにするのではなく、少額でも続けることが大切です。

Q
Q3. 相場が下がっている時も続けるべきですか?
A

はい、むしろ下がっている時こそ続けるべきです。安く買えるので、回復時に大きな利益になります。

Q
Q4. 積立投資を続けるモチベーションが湧きません。
A

自動化すればモチベーションは不要です。設定したら忘れて、年に1回だけ残高を確認するくらいでOK。投資に感情を持ち込まないのがコツです。